この、おとぼけキャラは、King Rock CrewのDJ Baby China!
街の皆さんにはすっかりお馴染みの、通称ケイタ君です。
私は彼とはもうずいぶんと古いぞ、、、
彼もまた、ロンドンストリートカルチャーが生んだ時代の申し子、MALCOLM McLAREN、Vivienne Westwoodの洗礼を受け音楽とファッション、そしてカルチャーがクロスオーバーした世界へと足を踏み込んだ1人なわけです。
さらに、新たなパンクシーンの幕開けが「Hip Hop」と言う時代に突入した時期が、本当の意味でのクラブシーンのスタートだったのかも…
と「ふっ」と思う。。
ケイタ君は良くパークに来てくれる。
アイスコーヒーを飲みに、ア・イ・ス・コ・ー・ヒ・ー!を飲みにだ!!
決してテキーラでは無いのです。はじめはね、、、
まぁ最終テキーラ飲んでますが。。
ケイタ君は20年以上前にα和也君に弟子入りし、レコード持ちからDJとしてのキャリアをスタートしたと言う「男塾」叩き上げの1人だ、、、
1987年に、私とヨーヘー君と求さんとで作った木屋町の「CLUB FISH&CHIPS」で、私達と、α和也君、その弟でレゲエ界の重鎮でありカルチャーショップ「Kette」のクニちゃん、dj mix master junku、当時ロンドン帰りのCALIENTE奥村君、竹村ノブカズ君等々と一緒にDJをし、1989年に私が探して来た祇園縄手通りのWヤングの物件に「CLUB FISH&CHIPS」をスライドさせ「CLUB CONTAINER」として沖野修也君がスタートをきるわけです。
「CLUB CONTAINER」には新たなDJやスタッフを入れ、さらに本格的なクラブとしてスタート!
私とdj mix master junku&B-BANDJは金曜日に、α和也君とヨーヘー君は土曜日に。
ケイタ君は、沖野修也君、弟の好洋君、山口君、スミちゃんと共に“KYOTO JAZZ MASSIVE”を結成し、毎週LATIN NIGHTをやっていたわけです。
当時から沖野兄弟はセンス抜群!
沖野修也君の経営美学もお見事!!
ここから先の伝説のCLUB CONTAINERの事はいろいろな雑誌で皆さんご存知ですよね、、、
その後、ケイタ君はロンドンに渡英して、帰国後にKYOTO JAZZ MASSIVEを脱退するのですが、、、
彼のロンドンでの生活は、当時十代後半のJames Lavelが働いていたPortobelloのレコードショプ「HONEST JON'S」に毎日の様に通い、SoulⅡSoulもプレイしていたBrixtonの「FRIDGE」にて毎週土曜日に行われていたGilles Petersonのパーティー“Tolkin Loud Label Night”にDJとして参加もしたり。。
Camden Townの「JAZZ CAFE」にて“Straight No Chaser”のPaul Bradshawの紹介でレギュラーDJとしてもプレイしたり。。。
ちなみにJames Lavelは後に若干19歳で“MO WAX”レーベルを立ち上げる事になるわけです。
さらに、1994年に「CLUB COLLAGE」がオープンするわけですが、そこで山口武司君(ex.KYOTO JAZZ MASSIVE)と共にサウンド・プロデューサー&レジテントDJとして抜擢され、ケイタ君はサングラスなんか掛けちゃったりして妙にオシャレだったりして…
さらにさらに、2000年には遂にあの伝説の「KING BRITT」をオープンさせるわけですが、、、
当時の皆さんはご存知かと思いますがぁ、そりゃーー凄かった、、酷かった、、、
毎日ケイタ君は裸だった様な気がします。。。
結果、3年程で数々の伝説を作りまくった官能的な、あのお店は皆さんの心と頭に強く焼き付いたまま消えて行くわけです、、、
そう言えばフィラデルフィア出身のDJ KING BRITTも来てたなぁ。。
当然ですがお店の名前はDJ KING BRITTから名付けた事を知る人は少ないかも…
まぁーーっ、とにかく凄かったんですよ…
そんな彼は数年前からDJを再活動!
DJ Baby Chinaとして再び我々の前にレコードを持って帰ってきたわけです!!
エッジの効いた選曲と、ワイルドな繋ぎでハラハラドキドキ、、、
私はそんな今の彼のスタイルが大好きなのですよ。
さてさて、BEASTIE BOYS好きのケイタ君は、11月2日(日)にエンパイアビル7Fのヒデ君のお店「diningbar Cabaret」にて、屋敷豪太(GOTA)さんと共にプレイします!
Baby China、まさに会心の一撃!!
どーーーぞお楽しみに!!!
ケイタ君、久々にガツーーーンとハンマー落として下さいね!